本宮烏骨鶏について

本宮烏骨鶏とは

本宮烏骨鶏は、高級薬膳食材として高値で取引される「烏骨鶏(うこっけい)」を品種改良し、日常的に食べることができる食材をめざして開発されたオリジナル品種の採卵鶏です。
週に一個程度と、産卵数の極端に少ない烏骨鶏に比べ、本宮烏骨鶏の産卵数はやや多く週に三個ほど。
それでも一般の鶏に比べれば大幅に少ないものの、その卵は大変栄養価に優れ、味も極めて濃厚です。
福島県本宮市の西部、五百川にほど近く、すがすがしい風の吹き渡る緑の水田に囲まれた白い鶏舎の中では、自由に動き回れる「平飼い」の環境のもとで健康に育った鶏たちがのびのび元気に暮らしています。


本宮烏骨鶏の誕生

「烏骨鶏」は、中国からインド・ベトナムが原産地とされる希少な鶏。
卵・肉ともに栄養価が高く、中国では古くから薬膳料理や美容食に用いられ「薬膳食材の王様」と呼ばれてきました。
日本には江戸時代初期に輸入されその後定着、現在では国の天然記念物に指定されています。
平成6年1月、この烏骨鶏の飼育を、当時の本宮市の生きがい事業として30名の町民が開始。さらにこれを地域産品とするために、町が有識者に依頼し交配研究を重ね、その成果として平成10年4月烏骨鶏を上回る品質の鶏、卵・肉ともに高品質のオリジナル品種「本宮烏骨鶏」が誕生しました。
その際「本宮烏骨鶏生産組合」が設立され、本宮烏骨鶏の生産方法・飼育方法が確立され、後に「本宮烏骨鶏酵母卵」の量産化が進められました。
現在は、種鶏(親鳥)の飼育から本宮烏骨鶏の孵卵・飼育・採卵・販売までを本宮烏骨鶏生産組合が一貫して行っています。
高い品質の卵と肉は、福島県内の飲食店や菓子店をはじめ首都圏の飲食店でも高い評価を得ています。

平飼い本宮もみじ卵

国産品種ゴトウもみじ

純国産品種の採卵鶏のひとつ「ゴトウもみじ」は、岐阜県にある後藤孵卵場による種鶏(採卵鶏の親となる鶏)の国産化の研究・開発から2000年代の初めに誕生しました。
日本の養鶏は、種鶏の9割以上を海外からの輸入に依存する状況が続いており、食糧安全保障・感染症リスク管理の両面において、種鶏の国産化は大変意義のある取り組みでした。
日本の風土が育てた品種「ゴトウもみじ」を本宮烏骨鶏生産組合では、生まれたてのひよこから平飼いの環境で飼育。
「本宮もみじ平飼いたまご」の名前で全国の食卓に、また飲食店・菓子店・宿泊施設などにお届けしています。

本宮もみじ平飼いたまご

卵を割った時の濃い黄色の卵黄とコシの強そうな盛り上がった卵白、生で食べても気にならない臭みの少なさとほんのり広がる甘みとコクが特長です。
プロの料理人やパティシエの要求に応えることのできる高品質の卵が「本宮もみじ平飼いたまご」です。